Apr 14, 2015

「長面浦はまなすカフェ」in N3331

2015_04_13

石巻・長面浦の「はまなすカフェ」がこのほど無事オープンしました。震災で壊滅的な被害を受けてから4年。漁師が「長面浦の復興と漁業を考える会」を開き地域再生のために動き始めてから2年半。やっと復興の第一歩を踏み出すことができました。この機会に「長面浦海人」代表・小川英樹はじめ漁師が上京し、温かいご支援に感謝の気持ちを込めて、首都圏在住の皆さまにこれまでの取り組みをご報告させていただきます。

————————–————————–——————
「長面浦はまなすカフェ」in N3331
2015年4月17日 19:00~21:00
カフェ&和酒 N3331 マーチエキュート神田万世橋
(東京都千代田区神田須田町1-25 電話 03-5295-2788)
会費 お一人様3,000円(1ドリンク付き)

報告 小川英樹(一般社団法人長面浦海人代表理事)
小川滋夫、坂下隆
竹内昌義(東北芸術工科大学教授・みかんぐみ)
大沼正寛(東北工業大学准教授)
松野由夏(スタジオ・ヒュッテ)
中島みゆき(東京大学学際情報学府)
————————–————————–——————-
N3331は2年半にわたり復興の話し合いをファシリテートしてきた建築家・竹内昌義が共同代表を務める「みかんぐみ」がリノベーションを手がけ、はまなすカフェが入る「海人の家」を設計した松野由夏が現場を担当した旧・国鉄万世橋駅、マーチエキュート内にあります。N3331は関東大震災を乗り越えた「1912階段」を上った旧駅舎部分にあり、ガラス張りの左右両側を中央線が至近距離で通過していきます。時代と交通の結節点にあるカフェで、東北と首都圏、震災と再生について語る意義深い会にしたいと思います。

当日は長面浦の牡蛎を使った「はまなすカフェ」で人気の「オシャレ焼き」を東京風にアレンジしたものやムール貝のスープなど、石巻直送の食材をつかったお料理を用意します。支援チームの竹内、松野、大沼、中島も出席し、ご報告をさせていただきます。直前のご案内で恐縮ではありますが、ご参加をお待ちしています。

https://www.facebook.com/events/755107454586515/

 

「長面浦はまなすカフェ in N3331」にいらっしゃる方、N3331が入るマーチエキュート万世橋は、旧国鉄万世橋駅を改修したステキな建物です。少しお時間に余裕をもって、ぜひご覧になってください。

設計・施行には、長面浦の地域再生の話し合いを支援し「海人の家」を設計した竹内昌義さんと松野由夏さんが深くかかわっています。100年前の建物のアーチ型の天井やレンガの壁をなるべくそのまま活かしながら快適でオシャレかつ神田須田町の歴史を伝える建物にしたリノベーション手法と、長面浦の魅力を引き出しながら未来につなげようとする活動、どこか通じるものを感じていただけるはずです。

2015_04_17_20

2015_04_17_17

2015_04_17_15

2015_04_17_16

2015_04_17_18

2015_04_17_19

2015_04_17_21

2015_04_17_22

なお18日の会場となるアーツ千代田3331は関東大震災後に復興計画の一貫として建てられた「震災小学校」旧錬成中学校(元錬成小学校)をリノベーションした建物です。17日のイベントにはN3331代表でアーツ千代田統括ディレクターの中村政人さんにもご参加いただき、復興と土地の記憶などについてお話をいただきます。

マーチエキュートの歴史はこちらに。
http://www.maach-ecute.jp/about.html

関東大震災と東京の復興については↓でご覧いただけます。
http://www.kyodo.co.jp/jpri/ge-tokyo/get-points-of-observation/manseibashi/

Posted in ABOUT, CAFE, ENTRY, EVENT, NEWSNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment